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正直に言うと私は人見知りする。
初対面の方と話しするときは自分と相手の会話ができるだけ相関するように話題をスキャンする。
もし二人は直交すると気がついたなら、私はできるだけ早くその場を切り上げようと仕向ける。
本来、私はそういう失礼なやつだ。


写真とは不思議なものだと思う。

自家現像プリントというのは真心のこもった贈り物だと思う。
自分の内面の一部がどうしても出てしまうものだと思う。
だから、あのプリント交換は自分にとって、
古い私の友人ですら知らないであろう自分を送った事になるんだろう。

プリント交換したUSのお二人が帰国されたのでお会いしました。

お二人の人柄によるところが大きいのですが、
お会いすると古くからの友人に思える。
だから話題を無理やり考えることもしない。
自分を大きく見せようと自慢することも無い。
（でも小さな自慢ぐらいは披露したと思う）
自分とは反対の考え方であってもストレスを感じない。
プリントを拝見してすばらしいと素直に感じる。
気づかないうちに時間が進み、またそれを惜しむ。
不思議な感覚だった。


偶然に繋がった縁。
写真とは不思議なものだと思う。